イラストについて本から学んだこと
10月は図書館の本が10冊も借りられるのでうれしい。
イラストについての本をいくつか借りてみました。水彩画、絵本の作り方
イラストの描き方の本など。。。
いろいろな本を読むと、イラストレーターさんの
イラストに関する考え方、経験等を学ぶことができるので、
自分のジャンルではない本でも読むようにしています。
その中で読んでよかったものについて紹介します。
■楽しい絵本のつくりかた
この本は絵本の作り方や絵本作家さんが紹介されています。
絵本作家のとりごえまりさんは、自分は上手な絵は描けないから、「いい絵」
を描かなくちゃいけない。でも「いい絵」は自分の気持ちや経験を込めて描けると
いう希望は持っていました、と紹介されていました。いままで「いい絵」と
「上手な絵」についてあまり考えたことがなかったのですが、その考えに
とても共感しました。
■水彩スケッチ 佐々木悟郎さん
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水彩画の描き方や、佐々木さんの描き方のコツなどが紹介されています。
その中で気になった言葉、テクニック、考え方です。
・鉛筆のドローイングは、線のおもしろさがポイント。上手に描こうとするのではなく、自分らしい力強い絵を引くこと。消しゴムもできれば使いません。間違えたら、消さずに上からまた描くほうが、魅力的な絵になります。
・主役をきちんと描いたら、背景は形をぼかしたり、省略したりしたほうがメリハリ
のある印象的な絵になります。
・実際の風景をそのまま描くのではなく、いらないものを削ったり、複雑な形を
単純にしたり、欲しいものを描き加えます。
この2冊の本からは、イラストは上手に描くのではなく、いい絵を描くことが
大事だと教えてもらいました。また自由に自分の裁量で追加したり消したり、
遊びを加えたりしてもいいということも。自分らしい、遊び心のある
イラストを描けるようになりたいです。